スピーカー ONKYO D-200 を修理しようと思っていたけどなんとなく炊飯器のタイマーバックアップ電池の交換に手を付けてしまった。中学生が試験勉強しないといけないのに部屋の掃除を始めてしまう状況に似ているような気がする。
タイガーのJAG-H100という炊飯ジャー。H100の文字が何故か捨ててはおけない気持ちにさせられる。よく見るとMADE IN CHINAの文字があった。日本製じゃないということでちょっとした残念感はある。ひっくり返してみると釜の底に09年製のシールが貼られているので2009年製造のようだ。姪が使わなくなったからというのでウチに持ってきたもの。いまウチにある炊飯器は電気釜が2台、ガス釜が1台。どれも古いものだからいつ壊れてもおかしくないので非常用の予備機として置いといてもいいかなということで引き取った。製造から12年ほど経っているようなので当然のようにタイマーのバックアップ電池がダメになってて使い勝手が悪い。電池交換をメーカーに依頼すると結構な費用がかかってしまうし無料で貰ったものにお金かけたくもない。ということで試しに何度かお米を炊いてみてあとはそのまま仕舞い込んでいた。これをDIYで電池交換すればいくらかの節約にもなる... なるかも?もちろんテキトーに扱ってショートさせたりして火災発生などと大事にしてしまったら元も子もないので十分に注意する必要がある。
どんな電池を使っているのか調査開始。
本体を逆さまにして釜の底に見える四本のプラスネジを外し底板と本体カバーの間の溝に爪の先等を差し込みパカッと開けばマイコン炊飯ジャーの内部機構と御対面。グラスウールが出てきたのにはビックリした。ローコストだから?それと一緒に小さな虫の抜け殻? 衣類につくようなヒメマルカツオブシムシ?の抜け殻みたいなもの、ちょっと形が違うような気がするけどそんなのがいくつか出てきたのにもビックリした。こんな密閉されていそうなところにまで潜り込むのかよ!? 記念写真は無し。撮りたくなるようなものではないので詳細は不明。そーっと一つも残さないように粘着テープで拾って処分した。いくらなんでも内釜の方までは入れないだろうから(ホントに?)気にしないことにした。
基盤周辺を観察するとボタン型電池が見えた。指で探ってみると例のごとく電極が溶接で固定されている素人さんは触らないでねっていう仕様。ワタクシは素人さんで面倒くさがり屋さんも兼ねているのでいつもならこの辺で引き下がって進路変更メーカーに修理を依頼するところだけど、この釜は無料で貰ったもので予備機ということの気楽さも有り、メイン機のタイマーバックアップ電池を交換するための練習台ってことで最後までやってみようか... という気分になってしまったのだった。基盤を固定してるネジを二本外して電池がよく見える程度に引っ張り出すと電池表面に2450の文字が見える。けどその前の部分が端子に隠れて読めない。「CR」のようには見える。2450で検索してみるとamazonで端子付きのCR2450を発見。端子の形を比較したりレビューを読んだりしてたぶんコレだろう、コレに違いない、ということで電池の型番はCR2450で端子付きということに決定した。んじゃヨドバシにもあるかな?と検索したけど見当たらなかった。amazonさんがちゃんと日本に納税してるのか心配で、出来ればヨドバシさんでと思ったんだけど無いんならしょうが無い。半田付けのパーツと一緒に注文いたしました。あとは元通り組み立てて電池が届くまで一休み。手の震えはちょっと悪化してるけどダイジョブでしょ たぶん。